部下が上司に求めるものとは?

「部下が上司に求めるもの」は何だかわかりますか?

平成29年朝日生命の働き方意識調査アンケートによると1位は、「仕事の成果を正しく評価してくれる」(52%)でした。

さらにこの調査の男女別の回答では、男性50.1% 女性53.9%となっており、女性の方がより正しく評価されたいと思っているという結果でした。

●他者評価は自己評価とは違う

1on1で私が関わっている会社の社員との面談のときにも、「上司は私の仕事を見ていない」とか「私がどんな仕事をしているのか興味がなさそう」や「私のことを分かってくれていない」などの声をよく聞きます。

この言葉の裏側には、「正しく評価されていない」という文脈がかくれているのだと感じています。

私自身も数十年前、会社員のころ上司に「私の評価の理由が知りたい」と問い詰めたことがあります。

その理由は、自分が思っていた評価と違っていたからだったと思います。

「何を見ているんだ」とか「結果を出しているのに…」そんな気持ちでした。 今思えば、上司の視点での評価と自分の視点での評価。他者評価と自己評価の違いを全く理解していなかったと思います。

その視点がなかったので不満が上司への問い詰めになったのでした。

自分自身の未熟さも大いにあったと思いますがその時には、そのことに気がつきませんでした。

今、私が関わっている社員たちにも過去の私同様、他者評価と自己評価の違いに気がつかない方が多くいます。

だからこそ、上司は部下に「仕事を見てくれていない」「分かってくれていない」と思わせてしまうことは、とても危険だと考えます。

「分かってくれていない=聞く耳を持たない」となってしまいがちだからです。

そうなる前に、部下に「あなたを見ていますよ」という会話をしたり、他者からは、どのように見えているかを教えてあげたりすることが大切です。

そのためには、半年に1度の評価面談だけではなく、日頃の会話や声かけで、コミュニケーションをとり、人間関係の基盤をつくっておくことが大切なのです。

●部下への声かけが関係の基盤をつくる

忙しくて部下と話す時間なんてとれない! と、諦めてしまう前に、ぜひこちらの“3つのプラス”を試してみてはいかがでしょうか。

・挨拶プラス
「おはよう+昨日のサッカー見た?」「お帰り+外は暑かった?」など、
普段の挨拶に仕事以外の質問を付け足す

・笑顔プラス
目を見て笑顔で声かけする

・名前プラス
声かけに続けて「◯◯さん」「◯◯くん」と名前を添える

 この3つを忘れないで、部下への声かけ、欠かさずにしてみてくださいね。日々のちょっとしたコミュニケーションの積み重ねが、部下からも話しかけられやすい雰囲気をつくり、ひいては職場の良好な人間関係構築の一歩につながるのです。

1on1も、こうした土壌の上で実践することにより、より成果が期待できると思います。詳しくは、ぜひマイインポータントにご相談ください。