部下の話を聞くことを意識すると、 関係性が変わります。

最近、マイインポータントで関わっている会社で、嬉しいことに、上司たちが
「部下の話を聞こう」と努力を始めていると話してくれます。

自分の考えは、グッと抑えて、まずは、部下の話を聞くことが大事。

「最後まで部下の話を聞く」
「話を遮らない」

そんな関わりを意識し始めているようです。

部下の話を聞けるようになると、

「思っている以上に話してくれた」
「本音が聞けた気がする」

と嬉しい声が聞こえてくるようになりました。

それまでの「上司が話して、部下が聞く」から
「上司が聞いて、部下が話す」の関係に変わってくると
急速にその関係性が良くなってきます。

上司は、自分の意見やアドバイスは言ってはダメ?

部下の話を聞くことに徹していると、

今度は、上司たちには、あるジレンマがやってきます。

「自分の意見言っちゃいけないの?」
「これ言っていいかな?」
「自分の意見の押し付けにならない?」

と、自分の考えやアドバイスをすることに躊躇してしまう、 ということが起こってきます。

なぜなら、上司は「話を聞く」という役割に徹しなければいけないと思っているからです。

その気持ち、とてもよくわかります。
私もコーチングを学んだ当初、「相手の考えを引き出すのがコーチング」と 言われていたので、自分の意見は、言ってはいけないと思い込んでいました。

自分の意見を言わず、質問を使って考えさせる。そんな風に一生懸命努力していました。
しかし、どうもピリリとしないセッションになっていたと思います。

上司は、アドバイスや意見を言ってあげてください。

上司と行う1on1のメリットのひとつは、仕事を理解している人と話せることです。
上司の経験からのアドバイスは、部下の視野を広げるのに役に立つと考えます。

アドバイスするときのポイントとは?

部下の話をしっかり聞いた後に、アドバイスや意見をする前に、 上司は次の2点を確認してください。

(1) 部下に求められているか

まずは部下が必要とするタイミングに合わせるのがポイント。 アドバイスは部下が行き詰まっていたり、悩みや不安を抱えているときに有効です。

(2) 部下は自分で考え、自分の意見を持っているか

「その課題に対してあなたはどう解決するのがいいと思う?」などと、部下に質問して考 えてもらうのがよいでしょう。

成長につながるはずの仕事が過保護なアドバイスによって阻害されてしまうのは避けたいところです。アドバイスをするタイミングは、上司であるあなたが見極めてくださいね。

「頭では分かっていても、なかなか待てなくて、ついつい部下の言葉にかぶせて自分の思いを語ってしまうんです」とも、よく相談を受けます。

わかります。でも、そこをぐっとこらえるのも上司の役目。

部下を育てるということは、「今」その場で解決しようとはしないで、 「長い目」で見ること、そして「広い視野」を持つことが必要なのです。

全ての基準は「部下の成長に役立つかどうか?」。
上司の自己満足のアドバイスにならないように注意していきましょう。

部下の話をしっかり聞くこと、そして、
適切なタイミングで必要なアドバイスを行う。
この順番を忘れずに部下と関わってみてください。

適切なタイミングで必要なアドバイスを行う。
この順番を忘れずに部下と関わってみてください。

部下との関わりでお悩みのときは、マイインポータントへどうぞ、ご相談ください。