「VUCAな時代」にも負けない組織をつくるには

最近の新型コロナウィルスの件で「VUCA(ブーカ)な時代」(※)を実感しています。

VUCAの中の「U;Uncertainty(不確実性)」。
予測できない未来は、こんな風にやってくるんですね。

こんな状況を活かせる人材を育成していくことが本当に大事なんだと思います。
言われたことしかできない社員たちでは状況を好転させるのが難しくなりますからね。

そんな主体的に動く社員たちをつくるには「ポジティブな場の力」が必要です。
一人ひとりの心がいい状態だといい場が作れるのは、想像されるところですよね。

このいい状態をつくるのには、やっぱり「承認」が必要なんです。

ポジティブな場づくりに必要なもの

「承認」とは、コーチングでも、基礎となるスキルの一つで、
相手に現れている変化、成長、成果に気づき、それを言語化して伝えることです。

今週は、研修で2回ほど「承認」のワークを実施しました。
皆さん、承認されて嬉しいと効果を再確認してくださいました。

さらに
「ほめてないなぁ~」「認めてないなぁ~」
などの言葉を口々にされていました。

「出来て当たり前」
「いちいち伝えるのは…」「どこを承認していいかわからない」
なんてこともおっしゃっていました。

実は、承認には、2つあるんです。

(1)結果承認

「きみは、営業成績があがっているね。すごいじゃないか」
「あなたの書いてくれた企画書のおかげで、いいプレゼンができたよ」
など、良い結果が出たときにそれを承認するのが「結果承認」です。

大きな成果を上げたときは、表彰したり、部署のメンバーなどに
その成功の要因を話してもらったりすればよりモチベーションが上がり、 言語化することでチーム全体の意識の向上も期待できます。

(2)存在承認

「◯◯さん、おはよう」と名前を呼んだり、あいさつをする。
また目を見て話をすること、さらに、変化に気づくなどがあります。
例えばちょっと暗い顔をしていたら「何かあったの?」と聞くなどが「存在認証」です。

一般的に「結果承認」はしやすいのですが、 「存在承認」は軽視されがちです。

自分の存在が認められることは、上司に気にかけてもらっている、
と感じられることでもあります。「存在承認」によって、部下にやる気を起こさせ、 さらに頑張ろうという気持ちをもたせることができます。

これらの「承認」が、あなたの職場の雰囲気を大きく変え、
「ポジティブな場」づくりにつながるのです。

まずは、部下をよく観察するところから始めてみましょう。
「今日も元気に出社してくれて嬉しいよ」
そんな言葉も是非、かけてあげてくださいね。

※VUCA(ブーカ)とはVolatility、Uncertainty、Complexity、Ambiguityの頭文字をとって作られた単語で、それぞれの意味は以下の通りです。

・Volatility :不安定で変化が激しい
・Uncertainty :不確実性が高く先行きが見えない
・Complexity :様々な要素が複雑に絡み合っている
・Ambiguity :ものごとの因果関係があいまい

主体的に動く部下育成、効果の出る1on1については、マイインポータントへ
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