先が見えない今だからこそ、必要な能力とは?

先が見えない時代だからこそ、若者たちに新たな時代を生きる
コミュニケーション力や考える力を身につけて欲しい。

40代以降の人たちの役割は、そこにあるのだろうと考えています。
次の時代につなぐ…。そんな実感が増してきています。

さて、弊社の金融や公共機関の担当者は、アラサーが多いです。
研修で出会う社員たちのように身構えず、
日常の仕事のやり方がよく出ていると興味深く観察しています。

多分、彼らも様々な研修を受け、業務から学び
一顧客の私に対応してくれているはずです。

入社5年以上は経っているので一通りの仕事はできるはず。 「一生懸命やります」感が出ています。

なので…悪くはないんですよね。
しかし…何か足りない…。

私は、それが「臨機応変力」ではないかと考えます。

部下の「臨機応変力」を育てる

マニュアルに沿った対応をしてくれているようですが
相手に合わせることが苦手。
あくまでもマニュアルに沿うことが重要。

もちろん、コンプライアンスやルールが厳しいので
マニュアル対応は大事だと思います。

しかし、自分の伝えたいことが優先されるので
こちらの反応は、あまり気にしていない。

いやいや、気がついているけど
見て見ぬふりのような感じです。

新入社員から臨機応変力を身につけた社会人になるためには、
長~い道のりがあるのだなぁ~と考えさせられました。

弊社では、部下の考えを引き出すことを大切に支援しています。
でもそれは、注意しない、教えない…とは別物です。

臨機応援に対応できないのは、考える力が不足していることと
その対応パターンを知らないことが原因だと考えられます。

その根源は、ひとつの仕事に対して、その目的と最終的な 結果まで見渡せる「俯瞰的な視点」が足りないことだと思います。

今、依頼した仕事が全体の中のどの部分か、
そして最終的にどこにつながっているのかに思いを巡らすこと。
つまり「想像力」を働かせるように促すのが、第一段階。

その上で、どうしたらいいかを考えさせ、次に
対応パターンを具体的にアドバイスすることが有効だと考えます。

これによって、さくさくマニュアル通りにこなすだけの仕事ではなく、
発注した顧客や上司などの思いや気持ちに寄り添いながら進められ、 仕事のクオリティ向上につながるのではないかと思うのです。

この「臨機応変力」は、仕事以外でもどんな場面でも役に立つので
今回のように様々な局面にも対応できるので、
日頃から鍛えておきたいスキルですよね。

想像力を働かせること、考えを引き出すこと、そしてアドバイスすること。
素直にがんばる部下たちを、もう一段階成長させられるチャンスです。 上司は躊躇せずどんどんアドバイスしましょう。