言っていることがコロコロ変わる上司は悪か?

私見ですが、中小企業の経営者は
「言っていることがコロコロ変わる」
と社員から思われている方が多いと感じます。

実際、社長の関りを観ていても
社員の言っていることに納得できる場面を見かけます。

ある社長にそのことを伝えると
「そうなんだよね、自分でも時々おかしいと思う」
と自覚されていました(笑)

でも、この「言っていることがコロコロ変わる」は
ネガティなことではないと私は捉えています。

ここで大切なのは、コロコロ変わっていいのは「目標」ではなく、 そこに到達するまでの「手段」という部分です。

目標というコアの部分がコロコロ変わってしまうのは
「ブレている人」となってしまいますが、様々な環境が変化する中、 変化に対応して目的地に到達するための手段は、
むしろ柔軟に「コロコロ変えなければいけない」。
そう考えています。

しかし、社員は、そのことを理解していない。
会社員の頃の私も同様でした。

外部環境の変化に対応するために
様々な思考を凝らし、経営していることなど理解しようとしない。

全て場当たり的に感じ、
「現場をわかっていない」
「自分たちを振り回しているだけだ」
と文句を言ってしまう。

その事の課題の一つに考えられるのが
「変化に柔軟でない人が多い」
と言うことだと思うのです。

私自身もそうですが、
Aと決められたことをBにすると言われたら
「どうしてそうなったんですか?」
「Aの何がダメなんですか?」
と理由を聞き出し、納得しないとBを受け入れられない。

または、自分がAだと言ったら
やっぱりBだとは、言いにくい場合もあるかもしれません。

こんな風に決まったこと、決めたことを
変えるのは、容易でない人や場合が多いのではないでしょうか。

今、自分の中の柔軟性が試されている!?

今回のコロナは、社会のしくみも、自分自身にとっても 柔軟性が試されているように感じます。

今まで当たり前と思ってやってきた様々なことができなくなり、
誰にとっても、はじめての出来事ばかりで正解もわからない。
AがBに変わることも当たり前です。

これまでも理解はしてきたはずですが
今まで以上に「変化は当たり前」
の気持ちを持つことで、少し気楽に
未来へ進めるのではないかと思っています。

例えば、「言っていることがコロコロ変わる」上司に対して 部下は「そう来ましたか」と余裕を持って受け止めましょう。

上司は「こないだ言っていたことと違います!」と部下から言われたら、
決して逆ギレして言い訳したり、ごまかしたりせず、
「ゴメン、こないだ何て言ったかな? 最終ゴールは変わっていないけど、
アプローチをこう変えたいと思う」などと交わしましょう。 パワーでねじ伏せてしまうのはもってのほかですよ。

会社からの要望や日々のタスクもたくさん抱えている上司だから、
少し前の指示や判断を忘れてしまうのは仕方ない。 すべてにおいて完璧な人間なんてなかなかいません。

ちょっと言い訳っぽくなってしまいましたが、 要は、先に述べたとおり、上司も部下も少し気楽にいきましょうってことです。

お互いに余裕を持っていさえすれば、上司は“コロコロ変わった“ことを謝って
方向性を再度共有することもできますし、 部下だって上司の言い分を聞き入れてくれるでしょう。

ちょっとピリピリムードのこの時期だからこそ、少しの余裕を大切に、 しっかり部下とのコミュニケーションをとりたいものですね。

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